『 建築物を長期・安定して保つためには基礎工事が不可欠です 』

建築物と地盤を一体にする頑強な基礎があってこそ、それは実現できます。

基礎工事では最初に地盤まで届くよう穿孔し、そこに鋼鉄の杭を立て周りをコンクリートなどで固めて基礎を完成させます。

穿孔するには様々な工法がありますが、現在もっとも使われている工法が『ダウンザホールハンマ工法』なのです。

ダウンザホールハンマ工法とは

『ダウンザホールハンマ工法』とは、玉石や転石・硬質地盤を破砕・掘削・穿孔することで基礎杭を打設するための孔をつくる工法です。

ファーストロッド内に圧縮空気を供給するとダウンザホールハンマがピストン運動をし、先端に取り付けた超硬ビットに打撃として伝わることで破砕・掘削・穿孔を行います。

ハンマの打撃により粉砕された掘削土はエアブローにより坑口より地上に排出されます。

この『ダウンザホールハンマ工法のメリット』として、

      1.硬質地盤を容易に穿孔することができる。
      2.構造がシンプルなため分解組立が容易。
      3.先端のビット荷重が少なくてすみ鉛直精度が良い。
      4.多様なベースマシンとの組み合わせにより、段差地や狭い現場で威力を発揮します。
      5.車両式の為、素早い設置と省スペースでの施工が可能。
という点が挙げられます。

施工可能な直径と深度について

(株)パッカーでは、ハンマーを計4種類保有しています。

  • ● 280mm
  • ● 380mm
  • ● 480mm
  • ● 630mm
の4種類の直径で施工が可能です。 深度については、『20m』まで施工可能です。

上記はスクリューの写真になりますが、ハンマーの写真をご覧になりたい方はTOPページに載せていますのでそちらをご覧ください。

施工可能な規模と現場について

(株)パッカーの作業車は『車両タイプ』で構成されています。

そのため、『4t車両が侵入・展開可能な現場』であれば『住宅地や河川・狭い山道』など『日本全国』での施工可能です。

工期の目安と日常点検について

(株)パッカーでは、

『1時間あたりに、3mの掘削が可能』

という考えで工期の目安を提示しています。

また、機械トラブルによる工期遅延を防ぐため、『日々点検』と『月次点検』を実施し、トラブルを未然に防ぐよう努めています。